最新情報【Vol.41】

SDGs(持続可能な開発目標)とは

  みなさんは既にご存じだと思いますが、「SDGs」テレビ・ラジオで、このところ、よく耳にしますよね。私のまわりにもSDGsの取り組む企業が年々増えています。
今回はSDGsに関して調べてみました。2015年9月の国際サミットで策定された「持続可能な開発のための2030アゼンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標で持続可能な世界を実現するための17のゴ-ル・169のタ-ゲットから構成され、地球上の誰一人として残さないことなどを謳っている。
  SDGsは、2030年までの世界の「あるべき姿」を示し、「今できること」の延長線上に将来を予測するのでなく、この将来の「あるべき姿」から逆算して「今何をすべきか」を考える思考が必要になる。いわば未来志向のツールで、100年先を見据えて、経営者がどのように取り組むかがSDGs経営の本質らしい。 
  しかし、この考えは、既に日本企業においては近江商人の「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」の「三方よし」の精神や今話題の渋沢栄一「国を豊にするために得た富は全体で共有、社会に還元すべきである。これに反した道徳にもとる自己中心的、利益誘導的策略に基づく経済はそもそも国のためにならず、長続きすることがないと説く「道徳経済合一説」にもあるように日本では、もう当たり前の考え方として今日まで脈々と受け継がれており、欧米からSDGsとか言われなくても日本企業は、その前から社会課題を捉えて現在の成長を実現してきたという事実があり、それを発信してこなかっただけで、実は海外より早くその精神を取り組んでいたとの事。
  近い将来、SDGsに取り組む会社が大半を占めるようになり、取り組まない企業との差別化が、間違いなく起きてくることが想定できます。今後いかに経営者が、リーダ-シップを発揮し、SDGsを
社内に浸透させるかが課題であるように感じました。

参考)17のゴ-ル

1.貧困をなくそう           

2.餓死をゼロに            

3.すべての人に健康と福祉を      

4.質の高い教育をみんなに       

5.ジエンダ-平等を実現しよう     

6.安全な水とトイレを世界中に     

7.エネルギ-をみんなにそしてクリ-ンに   

8.働きがいも経済成長も

9.産業と技術革新の基礎を作ろう

10.人や国の不平等をなくそう

11.住み続けられるまちづくりを

12.つくる責任つかう責任

13.気候変動に具体的な対策を

14.海の豊かさを守ろう

15.陸の豊かさを守ろう

16.平和と公正をすべての人に

17.パ-トナ-シップで目標を達成しよう

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