= 当社へ下記のお問い合わせを頂いております =

絶縁ステップル

Q:ステップルは特定化学物質(RoHS2)10品目(Pb・Cd・Hg・Cr・PBB・PBDE・DIBP・DEHP・BBP・DBP)が使われていますか?

A:使用しておりません。

Q:ステップルは、屋外でも使用してよろしいですか?

A:使用は避けてください。弊社ステップルは、屋内配線用ステップルです。当然、屋外
で使用すれば、材質が鉄ですので錆の問題が発生します。

Q:足長ステップルは、どんな時に使用するのですか?

A:現在、住宅のほとんどにプラスタ-ボ-ド(石膏ボ-ド)の12mmが使用されて
おります。その上に露出配線を行う場合、通常のステップルでは、その下の胴縁
まで、しっかり届きません。このような場合に足長ステップルを使用します。
又、ALCケーブルを固定する場合の力があまり加わらない箇所への仮止め用と
して使用されています。

リングスリーブ

Q:リング スリーブは特定化学物質(RoHS2)10品目(Pb・Cd・Hg・Cr・      PBB・PBDE・DIBP・DEHP・BBP・DBP)が使われていますか?

 A:使われておりません。

Q:リングスリ-ブは使用する電線が決まっていますか?

 A:リングスリ-ブに使用できる電線の組み合わせはJISで決まっています。それ以外の組み合わせの場合はPスリ-ブをお使いください。

Q:リングスリ-ブ鼓(つづみ)は、JISマ-クが入ってますか?

 A:従来のリングスリ-ブと同じようにJISマ-クが入っています。

Q:リングスリ-ブ鼓は、ト-メ-キャップが使用できますか?

 A:ト-メ-キャップは、従来のリングスリ-ブに加え、鼓にも対応できるよう設計されています。

Q:リングスリ-ブ鼓の特徴は?

 A:左右同一形状なので、どちらからでも電線挿入が可能となった。

中スリ-ブの中に小スリ-ブが入り込む煩わしさを解消した。

鼓形状なので中央部での圧着が容易になった。

Q:E大には鼓が何故ないのですか?

 A:製品識別をし易くするためです。E-中と大では大きさが似ており、使用サイズ間違えを防ぐために敢えて作りませんでした。

Q:カタログに一部の圧着工具に適さない場合とは?

 A:小・中専用工具のみ鼓型-中が使用できません。

ト-メ-キャップ

Q:ト-メ-キャップは内線規定・電気設備基準の何処に該当しますか?

A:内線規定「1335-7電線の接続の②の[注]」、電気設備技術基準「12条の2」の絶縁電線の絶縁物と同等以上の絶縁効力のあるもので十分被覆することに該当します

Q:ト-メ-キャップは特定化学物質(RoHS指令)10品目(Pb・Cd・Hg・Cr・      PBB・PBDE・DIBP・DEHP・BBP・DBP)が使われていますか?

 A:使われておりません。

Q:トーメーキャップは、防水用・防滴用ですか?

A:そうではありません。コネクタ同様にスリーブ及び電線挿入口が開いているからです。

Q:トーメーキャップの耐熱温度は何度?

A:一般電線と同じ60℃です。

Q:トーメーキャップで施工後、数年経つと表面がべたべたしますが、絶縁性に問題はありませんか?

 A:問題ありません。弊社トーメーキャップの原料は、塩化ビニル樹脂を使用しております。この塩化ビニル原料内には、可塑剤が含まれており、使用温度が高くなる程、可塑剤が外部へ放散されやすくなり、それが原因で表面がベタつくのです。このベタツキは、品質的には問題となる事はございませんが、可塑剤は長期間高温に置かれますと揮発していき、そして成形物は硬くなっていきます。よってできるだけ60℃以下での使用をして頂きますようお願い致します。

Q:トーメーキャップはJIS商品ですか?

A:JIS商品ではありません。絶縁キャップにはJIS票自体がないのです。

Q:トーメーキャップは自己消火性になっていますか?

A:ビニルテープと同等の自己消火性になっています。

ト-メ-コネクタ

Q:ト-メ-コネクタにはJISマ-クがありますか?

A:ありません。現在、弊社と同様構造のコネクタは、JIS票(C 2813)に基づき製造されておりますが、JISマ-ク表示品目に指定されていないためすべてのメ-カ-はJISマ-ク表示ができません。

Q:ト-メ-コネクタを使用すればボックスは不要ですか?

A:ボックスは必要です。JIS票(C 2813)には、ボックス内形とボックス不要形の2種類があり弊社と同様構造のコネクタは、すべてボックスが入用です。ボックス不要に関して内線規定に書かれているのは、ボックス不要形コネクタを使用した時の事です。

Q:ト-メ-コネクタはエコ対応商品ですか?

A:ト-メ-コネクタに使用している絶縁樹脂は、ポリカ-ボネイト樹脂で燃焼時に発生するダイオキシンや、環境への負荷が大きいといわれる鉛・六価クロムを含まない環境にやさしい樹脂でできています。

Q:トーメーコネクタは特定化学物質(RoHS2)10品目(Pb・Cd・Hg・Cr・PBB・PBDE・DIBP・DEHP・BBP・DBP)が使われていますか?

A:使われておりません。

Q:トーメーコネクタの適合電線がφ1.6mmとφ2.0mmになっていますが、一緒に使用しても大丈夫ですか。

A:大丈夫です。すべてのバネが独立しているので隣りのバネに影響はありません。

Q:差込コネクタは、一戸当りどれくらいの数使用されるものなのですか?

A:一概にはいえませんが、50~100個位といわれています。工事業者のやり方で、随分違うようです。

Q:近頃ゼネコン現場で二点押さえ(二枚バネ)コネクタを使用しなさいと言われる事がありますが、トーメーコネクタは二点押さえ(二枚バネ)コネクタですか?

A:はい、そうです。コネクタにはメーカーにより一点押さえ(一枚バネ)構造と二点押さえ(二枚バネ)構造のコネクタがあります。

 

Q:トーメーコネクタは、防水用・防滴用ですか?

A:そうではありません。このような構造の物は、すべて電線挿入口の所が開いているからです。

Q:トーメーコネクタの使用温度は?

A:周囲温度40℃以内です。一般的な屋内配線を行なう時の周囲温度は、JISで40℃を基準で考えられています。

Q:トーメーコネクタで接続した後、ビニールテープを巻かなくていけませんか?

A:巻く必要はありません。電線が抜ける事を恐れ巻かれるのをたまにみますが、コネクタから容易に電線が抜けてはいけないようJISで定められております。

Q:トーメーコネクタは、再使用できますか?特に、2.0mm使用後1.6mm使用しても大丈夫ですか?

A:再使用できます。JISでは5回までOKになっております。バネは、JISで決められておりますバネ材を使用し、且つバネが独立しておりますので2.0mm、1.6mm兼用して頂いて問題ございません。

ナイスハット

Q:ナイスハットは内線規定・電気設備基準の何処に該当しますか?

 A:内線規定「3165-5 ケ-ブルの接続の2」、電気設備基準「電線の接続方法12条の四」の適当な接続箱に該当します。

Q:ナイスハットはJIS商品ですか?〈PSE〉マークは取得していますか?

 A:透明ジョイントボックスやナイスハットのような適当な接続箱は電気用品の品目に入っていない為、JISやPSEを取得する事ができません。

Q:官公庁、公団の現場ではナイスハットが使用できるのでしょうか?

A:原則は、JISマ-ク、JIS適合品、PSE取得品を使用する事になっていますが、現在、ナイスハットを使用して行う施工が標準的になってきており官公庁関係の現場でも多数使用されております。弊社では、ナイスハット使用の納入実績表及び関連資料を用意してあります。

Q:ナイスハットはエコ対応商品ですか?

 A:材質がポリプロピレン・ポリカボネ-ト・ナイロン樹脂なので、燃焼時に発生するダイオキシンや、環境への負荷が大きいといわれる鉛・六価クロムを含まない環境にやさしい樹脂を使用しています。

Q:ナイスハットは特定化学物質(RoHS2)10品目(Pb・Cd・Hg・Cr・PBB・PBDE・DIBP・DEHP・BBP・DBP)が使われていますか?

A:使われておりません。

Q:ナイスハットHタイプとMタイプどう違いますか?

 A:Hタイプは主に木造住宅用。Mタイプは主に鉄筋・鉄骨の二重天井の先行配線用に開発しましたが、用途は同じですので状況に応じて選んで下さい。 

Q:ナイスタットHタイプは固定しなくて大丈夫?

 A:ケ-ブル付根を造営物に固定すれば、ナイスハットは固定しなくてよいです。

Q:ナイスハットMタイプは何で固定するのですか?

A:ボックスと電線を結束バンドやバインド線で結束します。

Q:ナイスハットHタイプにはVVFが何本入りますか?

 A:外装切除長さ・結線方法(コネクタ・スリ-ブ)・結線部分の納め方・等が工事される方々により異なる為、指定できません。結線部分に力が加わらないよう余裕のある本数でお願いしております。

Q:ナイスハットMタイプにはVVFが何本入りますか?

 A:まっすぐ伸ばしたまま収納できるので、保証本数ではありませんが、測定本数のデータが用意してあります。

Q:ナイスハットMタイプには、アウトレット ボックスのようにVVF本数制限がありますか?

 A:ありません。内線規定の中「適当な接続箱」、電気設備技術基準の中の「接続箱」に属します。しかし、その接続箱に対しては、VVFケーブルの本数は記載されておらず、結線部分に力が加わらない程度の本数まで大丈夫です。

Q:ナイスハットの外装切除位置はなぜあるの?

A:外装を剥ぎ取ったIV線が、造営材に接触しないようにするためです。

Q:ナイスハットHタイプには、自己消火性がありますか?

A:従来の透明ジョイント ボックスと同様自己消火性は、ありません。

Q:ナイスハットMタイプには自己消火性がありますか?

A:樹脂性アウトレット・プルボックス同様自己消火性があります。

Q:ナイスハットHタイプは、一戸当たりどれくらいの数が使用されるものですか?

A:一概にはいえませんが、木造住宅で20個前後使用されているみたいです。工事業者の分岐のやり方で随分違うようです。

Q:ナイスハットMタイプは、一戸当たりどれくらいの数がいりますか?

 A:3LDKのマンションで集中配線した場合、M-中で2個、M-大で1個あれば、電灯回路コンセント回路が終了するそうです。

Q:ナイスハットは、弱電やCV線用のボックスとして使用できますか。

 A:使用できます。但し、CV線を使用する場合は架橋ポリエチレン部の紫外線対策を行ってから使用して下さい。

通線帽

Q:通線帽は、再使用できますか?

A:できません。通線帽は1.6mmと2.0mm兼用となっているため、2.0mmに使用した物を1.6mmに被せると簡単に抜けてしまうためです。

Q:被せた通線帽を使用する際、外してもかまいませんか?

A:問題はございません。ただ私どもでは、廃棄処理等を考えると、外すより突き破る事により、廃棄の問題もなくなり、また電線部の保護にも役立つと考え、突き破る事を推奨しております。

Q:通線帽を電線芯線部保護のため、長期間被せて使用しても問題ありませんか?

A:通線帽は、器具やコンセントの取り換え工事など、一時的に絶縁処理するために作った商品です。そのために頂部が非常に薄くしてありますので長期間の使用は控えて下さい。

ナイスグロ-ブ

Q:絶縁パテで埋めるのは、どこまでですか?

A:ケ-ブル挿入口の弁部の深さまで埋めて下さい。


Q:絶縁パテの種類は?

A:不乾性、硬化型パテどちらでも大丈夫です。


Q:ナイスグロ-ブは、レジンを注入すれば屋外でも使用可能ですか?

A:可能です。但し、開口部が上向きにならないよう施工して下さい。

Q:ナイスグロ-ブを使用した場合ボックス入用か不要かの考え方や基準は?

A:導電部に、指や小動物などが触れないように施工してあるか否かで決めています。
  開口口を絶縁パテで塞いであれば不要。パテで塞がず被せてあるだけの場合は入用
  となります。

ナイスブランチ

Q:ハンドホ-ル内、マンホ-ル内では使用できますか?

A:解体可能レジンを使用する場合は、使用しないで下さい。但し、ナイスブランチの上
  に重量物を置けないようにするか、人が踏みつけないような箇所に設置する場合は、
  問題ございません。
  硬化型レジンを使用する場合は、条件なしに使用できます。

Q:高圧使用できますか?

A:高圧対応になっておりません。高圧ケ-ブルの場合は、電磁誘導対策が必要になる
  ためです。

Q:絶縁パテの種類は?

A:レジン不使用の場合は、不乾性、硬化型パテどちらでも大丈夫です。
  レジン使用の場合は、不乾性パテのみとなります。

Q:ナイスブランチにC形コネクタで圧着したケ-ブルを使用する場合のレジンの種類は?

A:一般の硬化型レジンをお使い下さい。C形コネクタを使用した場合は、やり直し工事ができませんので、解体可能レジンを使用する必要がないからです。